2012년 2월 2일 목요일

東アジアキリスト青年大会を終えて

 東アジアキリスト青年大会を終えて

「主は国々の間をさばき、多くの国々の民に、判決を下す。彼らはその剣を上げず、二度と、戦いのことを習わない。(イザヤ2:4)

"他必在列中施行判, 为许定是非。 刀打成犁 打成刀。 这国刀攻 也不再习战"(赛亚书2:4)

大会の様子


2012 11日から3日まで、 2泊3日の日程で「第2回東キリスト青年大会」が東京福音教会で開かれた(以下、東アジア大会に略す)全部46参加したテーマは、「義と平和は互いに口づけしています(詩編85)"であった。東北アジアの3つの国、韓国、中国、日本に義と平和が口づけするように、キリスト青年たちが共に祈り、賛美し、礼拝した。朝から晩まで聖書勉強を行い、3つの国の食べ物を食べ、ゲームをするなど共に分かち合う時間を過ごした。特に、東アジア人が共通して楽しむ餃子とラーメンを用いて行った料理大会は非常に盛り上がった。時には、笑い、時には、泣き、真剣に分かち合いながら一緒に時間を過ごした。そうしているうちに、私たちは、この東アジア3国において、イエスキリストの中で義と平和が互いに口づけすることができるという可能性を感じた。


第2回 大会の特徴

第2回目の大会の特徴は、3つあげられる。参加者の認識と態度への変化、大会を前後左右から手伝う新しい動労者の出現である。


第一に、参加者の認識と態度における成長と変化がある。
参加者の認識は、何人かの兄弟・姉妹たちのお話を聞きながらまとめたものである。東アジア大会を2回目迎えながら、参加している各国の青年たちがただ「面白い」、「感動的だった」という評価を超え、「東アジアキリスト共同体としての意識あるいはアイデンティティー」が生まれているということである。昨年に引き続き、今年も参加した兄弟、姉妹たちは、異文化コミュニケーションをしているうち、礼拝で天国を身近に感じることができた。つまり、国籍は違うけれども、一つになって天上の分かち合いと礼拝の喜びを感じたのである。また、この大会を通して知り合った個人個人がfacebookで友になり、関心や愛情を示しているようになったのである。昨年は、日々の忙しさと言葉の壁があり、限界があったが、今年は、このような壁が少しずつ崩れかけている。東アジア大会は、「友となる共同体」を目指している。この東アジア大会に参加する各国の青年が互いに一生の間、いい友として友情関係が持続されることを心から願っている。一生の間、時間と共にもっと仲良くなり、相手を大事にし、相手の立場から考えられるそういう「竹馬故友」になることを祈る。 出発はみすぼらしいが、濃密な愛の関係で結ばれた共同体が愛の共同体であり、愛の共同体こそ、義と平和の共同体として進むからである。


第二に、新しい動労者の登場した。
東アジア大会は、主に韓国のイエスマウル教会と日暮里華人教会が共に準備してきた。それで、準備、は簡単で楽でした。しかし、大会が運動として拡大・再生産されるまでには確かに限界があった。ところが、今度の大会では、新しく東アジア共同体に興味を持つ人々の参加があった。これは、神様が準備してくださったことであり、主が喜ぶことであり、人に益を与えることであると確信している。ジョ・ヨンホン教授(高麗大、歴史教育)、ジョン・ジュンコン教授(日本ONE ASIA財団)、この大会の親のような存在のイ・スンジャン牧師(イエスマウル教会担任)kiyomasa akashi牧師(logos fellowship)、ジョ・ハンソン監督(reality vision)などのご参加があった。また、大会の準備をしながらお会いした韓国人、日本人の方々を思い出すと、東アジアキリスト青年大会が新しい軌道に進入するようである。この方々は、この大会を自分のことのように思い、主体性を持って積極的なフィードバックをいただいている。新しいアイディアをもらっており、力もできている。このように新しいメンバーが付け加えられたことは、次回の大会のためによい動力として働くと思われる。


第三に、東アジアキリスト青年共同体のための献身者が立てられた。
本大会の最後には、東アジア大会の始まりについて歴史的なアプローチから考え、トーク式で分かち合った。そして、この偉大なる共同体的なミッションについて人々に叫んだ。予想を上回る多くの人々の自ら献身を約束してくれた。この人々こそ第2回目大会である献身してくださったこの人々を中心として、その後の仕事が進められている。例えば、資料整理、vision book、動画制作などがある。奉仕者によるこのような類の奉仕は、今後、大会の準備から進行に至るまで活躍が期待される。



残された課題とビジョン

本大会では、残された課題もある。


第一に、日本青年の関心と参加を呼び掛ける。
今回第2回目大会では、前もって日本側参加けたがいろいろな限界を感じた。例えば、個教会レベルでコンタクトをしようとしたため、アクセスの限界があり、日本独特の慎重な態度も感じた。また、大会期間が日本のお正月休みとダブってしまったため、日本人の参加が低かったように思われる。特に、主役となるべき青年の参加が少なかった。この点は、第3回大会からは必ず解決するべきことであろう。取りあえず、来年の大会からは、大会日程を調整して、日本の休みとダブらないように、注意するべきである。韓国で開かれることは、参加者に興味を引くかもしれない。開かれたばかりの日本側の参加をもっと誘導し、信頼関係を築いていきたい。


第二に、韓国、中国、日本の歴史と今が主の光によって照らされることである。
本当の自分を発見することは、神様の御前で自分を見るのである(イザヤ6:5)。私たち3国の青年は、集まり、聖書勉強をし、祈り、賛美し、礼拝する過程を通して個人的に、また、共同体的に歴史と人生について上からの照明を受けなければならない。完全な主の御前に出て、私たちの裸を見、崩れた関係を回復して行かなければならないように思われる。聖霊の感動と自らの意思を持って実践していくべきであると思う。過ぎた2回の大会から、経験から覚え、少しずつ作業が整えられている。また、これから1年、次の大会の準備も緻密にやっていくつもりである。

第三に、私たちは、「東アジアキリスト共同体」という魚をとるため、より繊細な網をつくらなければならない。
今度の大会を通して献身した青年たちが準備と進行過程において中心メンバーとなるべきであるように思われる。これから1年間の準備期間をよく使うべきである。また、現在、私たちの個人的なネットワークが、拡張され、韓国・中国・日本(台湾、香港を含む)の青年たちを包む体表的なネットワーク造りを実現していかなければならない。例えば、体表的なキリスト青年の団体(日本のKGK、韓国の学福協など)と協力してもよいだろう。しかし、外と協力する場合は、気を付けなければならない点もある。まず、この大会がイベントのような性質のものにならないように注意するべきである。また、参加者を集めるとき、東アジア共同体に関する関心や興味のある人を中心としなければならない。資料整理や次回大会の計画を立てること、プログラム作成、講師招きなど残された課題がある。


新しいビジョンは次のようである。

本来、ビジョンというのは、ある一人のものではなく、皆が共に夢見るのであると思う。しかし、今回は、現実的に皆が思っているのをまとめて書くまでには至らなかった。そこで、ここでは、私がこの大会を通して感じたことと、神様が今後わたしたちの中で行われることについて夢見ながら書かせていただきたい。
私は、今回、イザヤ 6章を中心として、メッセージを伝えたが、東アジア大会ということに仕えることが、切り株をつくるようなミッションであって、聖なる種をまくようなことであることを認識している(イザヤ6:13)。木が切り倒れても、その中に切り株があるように、あるいは、まかれた種のような形のものであると信じている。信仰と忍耐を持って、時になると、イザヤ2:4で言われているように、武器が命を救う道具になることを信じている。この大会を通して、義と平和のため、人生をかける、たくましい東アジアキリスト青年が沢山出るように心から祈っている。命を害する学問、ビジネス、研究に励むのではなく、命を救う学問、ビジネス、研究、生業に尽くすように、心から悔い改めてほしい。つまり、剣を鋤に打ち直すようになるのである。私が夢見るのは、剣を持った戦争の英雄ではない。その剣を鋤に打ち直し、農機具をつくって沢山の人々のための食べ物を作り出す、農夫のような東アジアキリスト青年である。英雄も戦争も剣も要らない時代をつくり、義と平和の東アジアを導いていく鋤を持った農夫たちを養成するのである。創造的で生産的なマインドを持ち、共に大地を耕していく鋤もちの21世紀農夫たちをイメージしながら進みたい。自分が持っているスマートフォン、i-padを戦争の武器として使うのではなく、大地を耕す鋤に変え、共に、東アジアという大地に命の実を結び、さらに、世界という大地に義と平和の草原をつくる農夫たちになってほしいのである。

私が毎日、娘たちの頭に手を当てて祝福する祈りの中の一つがある。「主よ、ヒジュとヒウォンちゃんが東アジアリーダーシップを持って世界に仕える人となりますようにお願いいたします。」うちの子供たちは、幼いごろから韓国・中国・日本の境界を数多く渡りながら生きる運命である。この子供に対して神様が私に与えてくださった心である。私は同じ祈りを今回この大会に参加し、共に献身した韓国・中国・日本の青年のために祈る。「東アジアのリーダーシップを持って世界に仕える人々となりますように!」私は、このことに仕える者として主に呼ばれた。欧米キリスト教の漸進的没落とアジアキリスト教の漸進的リバイバルの交差を目にしている。私は、この時代を生きる一人の東アジア出身の宣教師として、次世代の東アジアキリスト青年たちが「東アジアキリスト共同体」という一つの体を成して「世界に仕える」歴史的召命を果たすことを心から祈る。

来年の2013年の東アジア大会は、韓国の済州道で開かれる。2回の東アジア大会が日本で開かれた。東アジア大会は、韓国で、その次は中国で(中国の都合がよくなかったら香港で)開かれる予定である。このように三国を回りながら、隣人に対する理解と経験の幅を広めるつもりである。特に、次回が済州道になった理由は、済州道が観光特別区域であり、中国人の兄弟・姉妹たちの出入りが(ビザの心配なく)楽だからである。


済州道で大会が開かれたら、より集中して大会を運営することができるように思われる。これまでは、朝始まり、夜終わって、皆、自分の家に帰るような形であったが、プログラムに変更を与えられる。つまり、宿泊を共にするメリットを最大限生かすつもりである。来年の大会は、様々な面において新しい転機を迎えられるように思われる。
                                                  (文責: 朴樹民、翻訳Lee Bong)